生まれ故郷の青森県田子町は青森、岩手、秋田の県境、十和田湖の南東に位置する山奥の盆地にある人口5000人あまりの小さな町です。
この地域特有の太平洋から流れてくる夏場の冷風「やませ」により米が不作或いは全滅し、たびたび飢饉に見舞われた貧しい地域でした。
冷害に比較的強い小麦、蕎麦、ひえ、あわなどを作りながら暮らしを営んできた地方で、何か特産品として育てられないか?」という思いで取り組み始めたのが当時(昭和40年前後)まだ全国的には作付け面積が小さかった「にんにく」でした。
その後、町をあげて特産化に取り組み「土作り」「人作り」「栽培管理」「肥料管理」「温度管理」などあらゆる点において「にんにくと言えば田子」という評価を得るに至ったのです。
もっと、たくさんのご家庭にこのにんにくをお届けしたいと思っております。