みなさんこんにちは!
マルシェが続く9月でしたが、いろいろな方と直接お会いしながら、この八福の取り扱っている青森県田子産のにんにくについて、
知ってもらえた充実した時間を過ごせました。
その中で、多くのみなさん興味を持ってもらえたのが「新物にんにく」です。
にんにくといえば、1年中スーパーなどでも出回っていますが、にんにくも新しい旬を迎える時期があります。
新玉ねぎ、新キャベツなどは一般的によく耳にしますが、新にんにくというのはあまり耳にしません。
果たして、普通のにんにくと違うのか?
簡単にご説明すると、新物にんにくにも2通りあります。
一つは、にんにくを収穫後に乾燥させずにそのまま出荷するのが新物生にんにくです。
そしてもう一つは、
毎年7月頃から始まり、1ヶ月程度乾燥処理を行い、8月中旬からが新物にんにくの出荷開始となります。
細かくいうと「新物にんにく(乾燥)」と言った方がわかりやすいかもしれません。
当店で今、販売中の新物にんにくはこの乾燥にんにくになります。
ちなみにあまり聞きなれない、この新物生にんにくですが、普通のにんにくと違う特徴があります。
一般的に、にんにくはしっかり乾燥させて長期保存できるように処理してから出荷するので、
カサカサした皮に覆われていますが、新物生にんにくは皮がみずみずしく、球根そのものの形をしています。
新物生にんにくは、普通のにんにくに比べて皮がしっとりとして水分が多く、よりジューシーな感じがします。
また、生で食べてみると、普通のにんにくより辛みが少なく、みずみずしさが感じられ、
加熱するとねっとりホクホクした独特の食感があるのも特徴です。
ただ、そのようなみずみずしさから旬が短く、そうなると出荷時期も短期間になり、
みなさんが目にすることが少ない理由かもしれません。
今年は、生にんにくの時期は過ぎてしまいましたが、
まだまだ出荷したての新物にんにくは販売中ですので、
ぜひ、この機会に召し上がっていただけると嬉しいです♪